11月16日、第12回沖縄県知事選の投票が行われ、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏が当選を決めた。ここでは、沖縄県選挙管理委員会が発表した各候補の地域別得票数のデータを沖縄県の地図上にマップした。市町村ごとに得票数で色分けを行っていて、色の濃いエリアは、より多く票を獲得したことを表している。
今回の選挙で争点となった基地問題と投票行動の関連を見るため、市町村に占める基地の面積の割合と、その市町村での翁長氏と仲井真氏の勝敗のマッピングも行っている。
各候補者の地域別得票数
翁長雄志(36万0820票、当選)
仲井真弘多(26万1076票)
◆下地幹郎(6万9447票)
◆喜納昌吉(7821票)
◆翁長候補と仲井真候補の市町村毎の勝敗と、当該市町村における基地の面積のマッピング
市町村別に、それぞれの土地における米軍基地の面積の割合を、色の塗り分けで示した。グリーンの色が濃いほど、基地の占める面積が大きいことを表す。グラフ上の「青」「赤」のランドマークアイコンは、それぞれ翁長氏の得票数が上回った地区(青)、仲井真氏の得票数が上回った地区(赤)を表している。
※この記事で使用したデータ
- 投票結果のデータは、沖縄県選挙管理委員会の平成26年執行沖縄県知事選挙及び沖縄県議会議員補欠選挙のページから、知事選開票確定(エクセル:38KB)のファイルのものを参照した。
- 米軍基地の面積のデータは、沖縄県が発行した「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)」(平成26年3月)を参照した。
- 地図上で行政区域ごとにデータをプロットするためのShapeファイルは、Global Adminitrative Areasものを使い、QGISを使ってKMLに変換した。